Crac! (クラック!)

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アレアの3rdアルバム。
やはり、1stから続く変態的な攻撃性と技術、ボーカルは健在です。
期待を裏切らない

①「L'elefante bianco」ではアレアお得意のアラビア風なエキゾチックメロディが炸裂。 この独特のメロディと怒涛の迫力、これぞアレア!!と言いたくなる曲 です。
⑥「Imposion」でもジャズロック的な(あくまでも”的”な)インタープレイの応酬が堪能できます。同じくジャズロック系のバンドで ソフト・マシーン がいますが、ソフト・マシーンの音楽は暗くどんよりとした中に妙な迫力があるのと対象に(後期はそうでもないけど)、アレアの音楽はあっけらかんとした明るさがあります。

そして締めは⑦「Area 5」。まぁ、いわゆる実験音楽です。とにかくめちゃめちゃにやってみましたって感じ。こういう実験音楽でも、デメトリオ・ストラトスのボーカルがしっくりきてしまうのは謎。




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