Opus Avantra (オパス・アヴァントラ)

◎国籍

イタリア

◎概要

イタリアのプログレッシブ・ロックの中でも、最も「プログレッシブ」なバンドのひとつ。
このバンドをロックのジャンルに分けるのも躊躇します。分けるとすれば、前衛音楽。

バンド名「Opus Avantra」とは、アヴァンギャルドとトラディショナルを融合させた造語で、過去と現在を再開させることを意図しているそうです。この辺で、重度のプログレ病の方は興味をそそられていることでしょう。
メンバーは、ピアノのアルフレッド・ティソッコ、オペラ教育を受けた女性ヴォーカルのドネラ・デル・モナコ、そして"芸術哲学、コンセプト"担当のジョルジョ・ピゾット。メンバーに芸術哲学担当がいるバンドなんてなかなか無いんでは。まさにイタリアの生んだ芸術集団。勿論、楽器はヴァイオリンやフルート等も使われています。1stはすごいぞ。

◎作品一覧 (作品名クリックで詳細レビューページに飛びます)

introspezione.jpg(10010 byte) Introspezione (内省)
狂気じみていますが、普通に格好良かったりもします。とても落ち着いて聴いてられない緊張感。癖になります。

lord_cromwell_plays_suite_for_seven_vices.jpg(10010 byte) Lord Cromwell Plays Suite For Seven Vices
ドネラが抜けたことで薄気味悪さは抜けていますが、アンサンブルの美しさは増しています。1stが気に入った方は是非。"