Down to Earth (ダウン・トゥ・アース)

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本作からボーカルがディオに代わり、グラハム・ボネットを起用されています。ベースには元パープルのロジャー・グローバー。
R&BやAORで活躍していたグラハム・ボネットがハードロックの歌手としても才能を開花させた作品であります。

②「Eyes Of The World」と⑧「Lost In Hollywood」が傑作。グラハム・ボネットの掠れた熱唱ボーカルが大ハマリです。特に、 ②「Eyes Of The World」はディオ時代からあるレインボー固有の”怪しい激しさ”が引き出された名曲です。
前作に収録されている「Gates of Babylon」が好きな方なら絶対気に入りますよ。 この曲でのグラハム・ボネットはディオにも見劣りしてません。
⑧「Lost in Hollywood」も分かりやすいノリの名曲。

この作品からハードロック歌手としてのグラハム・ボネットがデビューする訳ですが、レインボー脱退後、彼はAlcatrazzを結成し、ここでイングウェイ・マルムスティーンやスティーブ・ヴァイといった稀代のロックギタリストを発掘します。
リッチーに発掘されたボネットがインギーを発掘。。何か、感慨深いものがありますね。



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