The Leprechaun (妖精)

「Leprechaun」は1976年に発表された、チック・コリアのソロ作品。

参加メンバーは、名作「 Light as a Feather 」に参加したジョー・ファレル、エディ・ゴメスや、チック・コリアと共演の多いスティーブ・ガッドやアンソニー・ジャクソンなど名プレーヤーが多数。また、チック・コリアの妻であるゲイル・モランがボーカルとして参加しており、妖精のような、高潔で優しい歌声を披露しています。

聴きどころは⑤「Nite Sprite」。チック・コリア（キーボード）、スティーブ・ガッド（ドラム）、アンソニー・ジャクソン（ベース）、ジョー・ファレル（サックス）といった超名プレーヤーによる激しいインタープレイの応酬が堪能できる名曲です。

特にガッドのドラミングがすごい！！ここでの彼による、正確かつ非常にシャープに刻まれる速く不規則なリズムには驚愕。彼のドラミングにはロック・ドラマーのように重たい激しさはありませんが、それを上回る鋭い激しさがあります。
クライマックスのドラムソロ、キレのあるハイハットも素晴らしい。ジャズロック好きならば聴いておくべき名曲ですね。

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