Tarkus (タルカス)

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ELPの2ndアルバムがこのタルカス。ELPの中でも、最も人気かつ有名な作品ではないでしょうか。
アルマジロと戦車が合体したような怪物が描かれたジャケットに、①「Tarkus」でのキース・エマーソンが狂ったように弾きまくるハモンドオルガンが非常に印象的です。 好む好まざるに関わらず、一見一聴で記憶に残ってしまうような作品です。

聴きどころは勿論①「Tarkus」。20分を超える組曲です。タルカス(ジャケットの怪物)が火山の中から現れ、地上を破壊して帰って行くとかいう設定らしいです。内容は、その設定通り一貫して激しいです。
バンドの中心メンバーであるキース・エマーソンがとにかく凄い。 ハモンド・オルガンが激しく唸ってます。 ハモンドと言えば、 ディープパープル のジョン・ロードが有名ですが、彼のハモンドはクラシカルな音が特徴的なのに対して、 キース・エマーソンのハモンドはとにかく攻撃的で破壊的 。ジョン・ロードよりも、「ロック」という語感に近い感じがします。

一転して、④「The Only Way (Hymn)」、⑤「Infinant Space」でのピアノも中々。鍵盤の天才ですね、彼は。
あくまでもキースが中心ですが、グレッグ・レイクの崇高なボーカルもなかなか。まぁ、とりあえず聴いておけという定番作品ですので、一度どうぞ。





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