Return to Forever (リターン・トゥ・フォーエヴァー)

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本作は、チックコリア率いる名フュージョンバンド、Return to Foreverの第一作。
メンバーは、チック・コリア、スタンリー・クラーク、ジョー・ファレル、フローラ・プリム、アイアート・モレイラ。
次作の「Light as a Feather」と同じく、ブラジル出身のモレイラがによるラテンリズムが基本となっています。

全4曲で、④ 「Sometimes Ago/La Fiesta」が素晴らしい名曲 。次作の超名曲「Spain」と張ります、いや超えてます。
23分と大作です。前半はフローラ・プリムの涼しげで軽快なボーカルで進行します。彼女の歌声は良いですね。凄く優しくて、透き通っている感じ?聴いていて癒されます。

しかしこの癒しも束の間、中盤から後半にかけて、 お待ちかねのインタープレイが炸裂
中心はサックス、フルートを担当するジョー・ファレル。とにかくね、彼の吹くフルートやサックスは格好良いわけですよ。クールっていう表現がよく合うんではないでしょうか。理性を失ったかのように激しく吹き鳴らすタイプではなく、激しいフレーズでもあくまでも格好良く吹いてます。

彼の演奏が、モレイラとスタンリー・クラークによる癖のあるラテンリズムの上で、チック・コリアと激しいぶつかり合いをする 後半パートは悶絶ものです。

楽器による、激しいインタープレイがお好きな方には超おすすめです。必聴。
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