Welcome (ウェルカム)

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前作「 キャラバンサライ 」はラテンロックにジャズ色を取り入れた傑作ですが、本作では更にジャズ色が強まっています。

ジャズロック好きには素直にオススメできる作品です。
聴きどころは⑧「Flame Sky」。 マハヴィシュヌ・オーケストラ の名ギタリスト、 ジョン・マクラフリンがゲスト参加 しています。
僕は、マハヴィシュヌ・オーケストラ自体はさほど好きではないのですが、 この曲でのマクラフリンのギターにはやられました。 後半のサンタナとマクラフリンのツインギターとトム・コスターのキーボードがアツい。まさに”Flame Sky”といった感じで、 怪しい激しさが出まくってます。
クリムゾンの Fracture Starless といった、怪しい雰囲気の中、徐々に徐々に盛り上がっていく作品が好きな人にはたまらないと思いますよ。

④「When I Look Into Your Eyes」でのマイケル・シュリーブのドラムも毎度のこと切れ味抜群。日本盤のボーナストラック⑩「マントラ」も緊張感溢れる名曲です。
総合すれば、なかなかの名盤。
サンタナとマクフラフリンの共演は、 Love Devotion Surrender にて心ゆくまで楽しめます!是非そちらもどうぞ。





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