Fifth (フィフス)

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ソフト・マシーンの隠れた名盤。
前作、4thからエルトン・ディーン、ヒュー・ホッパーらが志向するフリージャズ色を強めていったため、それとは少し距離を置く中心メンバーのロバート・ワイアットは脱退してしまいました。それにより、本作5thは、エルトン・ディーンのサックス、ヒュー・ホッパーのベース、マイク・ラトリッジのエレピを主体としたジャズ色が更に強くなっています。

ジャズ色を強めたと言っても、 ソフト・マシーンらしい重苦しさとアグレッシブさは健在です。
全編に渡ってエルトン・ディーンのサックスが目立った活躍をしていますが、僕が一番気に入ったのは⑤「LBO」。④「As If」の終曲から間髪入れずにジョン・マーシャルの激しいドラムソロが炸裂。この迫力は、数あるジャズロックの名演の中でもピカイチだと思いますよ。

5thはソフト・マシーンの作品の中ではあまり取り上げられることはないですが、 3rd が好きな方なら気に入ると思いますよ。



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