Third (サード)

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ロバート・ワイアットが在籍していた頃の、初期ソフト・マシーンの傑作。ジャズロックといっても、 こんなえげつない曲はソフト・マシーンでないと出来ない 芸当。全曲18分超の大作だらけの作品。

①「Facelift」はイントロからえげつない。なんですかこのサイケデリックな音は。無理矢理にでもギターかオルガンを掻き鳴らしているような、とても気持ち良いとは言えない音。でもクセになります。
このエグいイントロが5分も続くんだから狂気としか思えないです。その後の展開も割と狂気的ですが、イントロを切り抜けた聴き手にとってはめちゃくちゃかっこいいメロディに聴こえてしまうでしょう。そんな 危険な魅力一杯の名曲です。

④「Out-Bloody-Rageous」も名曲。不可思議なイントロが数分続き、その後エルトン・ディーンのサックスとマイク・ラトリッジのピアノを主体としたジャズ系のリズムに運ぶという展開。ヒュー・ホッパーのベースも音でかめで良いです。

ソフト・マシーンにしかできない、狂気的ジャズロックです。必聴!!
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