1977年発表の8作目。前作「Blind Dog At St.Dunstans'」に続き、今回もプログレというかポップスといったほうが良い作品。
とは言っても、キャラバンの魅力は、いかにもプログレな技巧的プレーや、小難しい概念を振り回すことではなく、とっつきやすて美しくて安心できるメロディと、それを揺らすように時折現れるアグレッシブな曲展開だと思うので、キャラバン好きには納得の作品だと思います。
聴きどころは⑤「The Last Unicorn」でしょうか。これこそキャラバンファンが「待ってました!」という作品でしょう。
序盤のジェフリー・リチャードソンによる優しげでどこかエスニックな香りのするヴィオラが美しいです。2分超えたあたりから突如Dek Messecarのごついベースが切り込んできて様相が一変。そこからのJan Schelhaasによる疾走感のあるキーボード、それに応えるように入るパイのロックなエレキが非常に格好良い。
美しいメロディとアグレッシブな曲展開という、キャラバンの魅力が存分に発揮された素晴らしい曲です。
その他、⑥「Give Me More」でのパイ・ヘイスティングスとゲストのVicki Brownによるコーラスワークは心に沁みますね〜。
②「Behind You」でのJan Schelhaasのファンキーなキーボードも良いですねぇ。
彼はキャラバンに来る前にゲイリー・ムーアのデビュー・アルバム「Griding Stone」に参加してたりしていたので、良い意味でキャラバンらしくないスパイスを与えてくれてるのかな。
本作、Cunning Stunsとかが好きな方は気に入るのではないでしょうか。
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とは言っても、キャラバンの魅力は、いかにもプログレな技巧的プレーや、小難しい概念を振り回すことではなく、とっつきやすて美しくて安心できるメロディと、それを揺らすように時折現れるアグレッシブな曲展開だと思うので、キャラバン好きには納得の作品だと思います。
聴きどころは⑤「The Last Unicorn」でしょうか。これこそキャラバンファンが「待ってました!」という作品でしょう。
序盤のジェフリー・リチャードソンによる優しげでどこかエスニックな香りのするヴィオラが美しいです。2分超えたあたりから突如Dek Messecarのごついベースが切り込んできて様相が一変。そこからのJan Schelhaasによる疾走感のあるキーボード、それに応えるように入るパイのロックなエレキが非常に格好良い。
美しいメロディとアグレッシブな曲展開という、キャラバンの魅力が存分に発揮された素晴らしい曲です。
その他、⑥「Give Me More」でのパイ・ヘイスティングスとゲストのVicki Brownによるコーラスワークは心に沁みますね〜。
②「Behind You」でのJan Schelhaasのファンキーなキーボードも良いですねぇ。
彼はキャラバンに来る前にゲイリー・ムーアのデビュー・アルバム「Griding Stone」に参加してたりしていたので、良い意味でキャラバンらしくないスパイスを与えてくれてるのかな。
本作、Cunning Stunsとかが好きな方は気に入るのではないでしょうか。