Blind Dog At St.Dunstans'(聖ダンスタンス通りの盲犬)

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キャラバンの7作目となる本作。前作までと比べて、パイ・ヘイスティングスのボーカルの比重が高まったり一曲の長さが短くなったりと、 かなり聴きやすい作品になっています。 キャラバンの過去のアルバムには10分を超える大作がほぼ必ず入っており、それが全てハズレのない名曲ばかりだったので、キャラバン好きとしては少し寂しいところ。

まぁそれでも、キャラバン特有の美しさとアバンギャルドさを兼ね備えたインプロはありますので、キャラバン好きでも十分満足できる作品です。
②「Chiefs And Indians」の ギターやらヴィオラやらエレピやらを中心したアヴァンギャルドなメロディは昔から変わらず ですね。ギターはパイ・ヘイスティングスかジェフリー・リチャードソンかどちらかはわかりませんが、まぁとにかく格好良いです。
⑤「Come On Back」と、それから続く⑥「Oik(Reprise)」の、ボーカルを中心としたポップなメロディもかなり好きだったりします。

しかし、僕はやっぱりキャラバンが好きですね。どんな曲でも嫌いになれない。



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